生の糀:青清が届ける生きた発酵の力
青清の糀は、生きたままの「生の糀」をお届けすることにこだわっています。この「生の糀」は、4日間にわたる丁寧な工程を経て、職人の技と長年の経験が生み出した、まさに「生きた糀」です。
1日目:米との対話と浸漬の開始
青清の糀作りは、まず米との対話から始まります。生の糀を作るためには、材料である米の状態をしっかりと見極めることが大切です。同じ銘柄の米でも、田んぼによってその性質や味が異なるため、青清の職人たちはじっくりと観察し、そのお米に最適な浸漬時間を見極めます。この細やかな作業が、青清の生きた糀を作り出す第一歩です。
2日目:蒸しとこうじ菌の打ち込み
お米を一晩浸漬した後は、余分な水分を飛ばし、蒸し上げの工程に進みます。生の糀を作るためには、外はカラッと、中はしっとりとした絶妙な仕上がりが求められます。そして、蒸し上がったお米にこうじ菌をしっかりとすり込むことで、生きた糀の基盤が築かれます。
3日目:糀の成長と温度管理
青清の「生きた糀」は、3日目に自らの力で繁殖し始めます。この段階での温度管理と湿度管理は、糀が元気に育つための鍵となります。生の糀は、外気温や湿度の変化に非常に敏感で、職人たちは天候や気温を細かく観察し、長年の経験に基づいて最適な環境を整えます。
4日目:糀の完成とお客様へ
最終日には、純白に輝く生の糀が誕生します。青清では、糀が米に花を咲かせたように見えることから「糀」という漢字を使い、その美しさと生命力を象徴しています。生きたままのこうじ菌が活き活きとした「生の糀」は、熱処理や乾燥処理を行わず、新鮮なままお客様のもとへと届けられます。賞味期限は1週間ほどなので、ぜひ新鮮なうちにお楽しみください。
青清の「生の糀」は、職人の技術と糀の生命力が詰まった一品です。発酵の力が生きたまま届けられる「生きた糀」の豊かな風味と香りを、ぜひご家庭で味わってみてください。